STORY
これまで生理は
女性だけのものとされていた。
生理の授業は男女に別かれて行われ、
生理用品は「女性用品」のコーナーに
置かれている。
しかし、
生理は女性だけが抱える問題だろうか。
ジェンダーを問わず、
個人の「在り方」の多様性が進む今
生理は、もはや女性だけのものではない。
娘を持つ父親、女性の彼女を持つ男性、
女性として生まれてきたトランスジェンダー。
生理が「女性だけ」のものである限り
悩みを抱える彼らの生きづらさは無くならない。
では、生理に対するジェンダーの格差と
その壁をなくすにはどうしたら良いのか?
そこで生まれたのが、PIPPINOである。
あえて男性的なイメージの強い
スーツ生地を生理用品に使用し、
男性を含む、全てのジェンダーの人が
手に取りやすい
デザインに設計。
これが生理に対する、
ジェンダーの壁を壊す
一つのきっかけになることを願って…。